素材とインターフェース

実際にプログラムを作る場合問題となるのはお題である。
まず基本的に一人で作るので一応動作するものを作らなければならない。
つまりアルゴリズム部分だけ書くとか、フレームワークもどきだけとか、そういったものを書いても仕方ない。
実際に動かしてみないことには正しいかどうかわからない。


そして問題となるのがインターフェースである。
作ってみたいプログラムでもっとも人気なのはやはりゲームだろう。
その場合は素材が鍵を握る。モチベーション、周りの注目度など。
まともなゲームを作るにはそれなりの準備も必要なので、ゲームの制作というのは無謀とわかる。
そうすると次はそのパーツを作ろうと思い立つ。
画像ビュアーとかミュージックプレイヤーとかそういうのが候補に挙がる。
このたぐいのソフトはフリーでも優秀なのはあるがいくつあっても困らない。


さて作るかと思ったら早速問題にぶつかる。
まず画像ロード。
ビットマップは特に問題ない。勉強にはちょうどいい素材だと思う。
ところが、Jpegデコーダなんてかけないし、よそからライブラリを拝借してこないといけない。
するとそこでライブラリの使い方等について調べなくてはいけない。
ミュージックプレイヤーの場合はもっと深刻でデバイスの操作やらデコーダの使い方とかマルチスレッドまでやらないといけない。
はっきり言ってそういうのを調べるだけで何時間もかかってしまう。
DirectXはまだましな方だが、互換性問題とかデバイスドライバの問題とかでヘルプの情報が膨大すぎてどこを見たらいいのかわからないとかいうことになる。


あとは最近いろいろ出ている方法論も初級者にとっては障害だ。
新しい合理的な方法論を使ってみたいとは思うもののわかりにくかったり評価がいまいちわからなかったり。
自分にあった方法なんて今の段階で見つけられるわけないのでなんかすっきりしない。


まあとにかくなんか作ってみるか。