英語のリスニングは難しい

最近、インターネットの発達によって英語を聞く機会が増えていると思う。
というか、うちにはケーブルテレビが来ていてディスカバリーチャンネルやらナショジオやらBBCやらがいつでも聞ける。
その他映画系のチャンネルを含めて副音声に切り替えればいつでも英語を聞く事ができる。
最近はニコ動にもリスニング教材タグで英語の勉強をすることができる。


ところで、英語の音声にいくら耳を澄ませてみても一向に聞き取れるようにならない。
知っている単語やら、サンキューやらThat's all! なんかの簡単な言い回しなら聞き取ることができる。
BBCなんかだと何が主語で何が動詞かなんてのもさっぱり。
英語字幕のある動画なんかを見ていると、 Now, put all your love into it.(ありったけの愛をこめて)すら聞き取れないことに気がつく。
ちなみに文章であれば、 put A into B だなー。というのはわかるのだけれども…。


そんな状態なので、TOEICの単語帳の例文やduo3.0の文章もいちいち読んで聞いてを相当繰り返さないといけなくてなかなか先に進まない。

さて、そんなこんなで本屋をブラブラとしているとこんな本を見つけた。
本屋のPOPカードには世界一受けたい授業で紹介されたとある。

魔法のリスニング (J新書)
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魔法の英語 耳づくり (J新書)
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とりあえず両方買ってみた。
この本は、thank you が、「サンク ユー」と読むんじゃなくて実際には「サンキュー」と発音されるよ。という感じのルールが120個。さらにそれぞれ例文が5個ずつ乗っている。
サンキューに限らず、中には経験則的にああーそういえばそうだなと思うものも多く、リスニングには必須じゃないかと思う。というかなぜこれを学校でやらないのか不思議なくらい。
例えば、should be → シュッびー とか Can I → キャナイ とか、高校で習った「昔は何々だったのに…」を表す used to → ユースとゅ〜 とか。
今までどうしてもこの文章の of が聞き取れない! と悩んでいたやつとか、この本を読んで kind of → カインだ だからあーなるほどそーなんだ。と納得するものが多い。


あとは日常会話的な表現が多いのが個人的には嬉しい。
こんなところかな → That pretty much sums it up. とか なんでそうなの? → Because why. とか。
例文自体は短めのものが多いのでまずはこれをきっちりと聞き取れるようになってから、他の書籍のCDに取り組んでみたらより理解が深まるかも。