キャスト

プログラムでは型変換、キャストというものがある。
これがまあバグの元だの何だのといわれているが、そんなことは偉い人たちに任せておけばいい。


キャストとは情報の型変換である。
情報の型とはつまり情報の扱い方である。
コンピュータが扱う情報はゼロと一の2種類だけなのでデータをどう扱うかは人とプログラムの自由である。
プログラム上では言語にもよるが大抵はデータを明示的にキャストして使う。
文字列データとして扱うか32bit整数として扱うとか32bit浮動小数点として扱うかとかそんな感じてある。


ではプログラム以外ではどうだろうか。
たとえばファイル単位。
アプリケーション(ワードとかエクセルとか)ではファイルをキャストしきれないことが多い。

  • フィルター 完全に変換できることは少ない。
  • バイナリ化 無理やり文字列化 デコード
  • 未対応 ファイルを受け付けない。

電気信号、エネルギーなどはどうだろうか。
ネット、電話、エネルギーなどはたいていの場合電気として扱われる。
しっかりとJISなどで規格が定められていてハードウェアサポートがある。
デジタルにしろアナログにしろ問題はノイズくらいである。
キャストの問題などないに等しい。と思う。