感謝の言葉は「すみません」?

人は何かをしてもらったときに感謝の言葉を述べる。
その場合二通りある。「ありがとう」と「すみません」。
「すみません」というのはお手数をおかけしてすみません、ということだろうか。
最近、「すみません」という人が多いように思う。
勿論、「ありがとう」という人もいるが。


うちのバイトは半分接客業である。
であるからにして「有難う御座いました。」と最後にいうしきたりがある。
こちらに非があったときなどは「申し訳御座いません。」というしきたりである。
「すみません」というのはあまりよくない。
しかし、それにもかかわらず、よく「すみません」というのを聞く。
軽い感じで、「すみません。もう少しお待ちください。」とかいってしまうのだ。
また、お客さんに話しかけるときも「すみません」ということがある。
正しくは「失礼します。」とかその他挨拶ではじめるものだ。


とにかく、話しかけるときも誤るときも感謝するときも「すみません」で済む。
便利だけどやっぱり感謝の言葉は有難うの方がいいのではなかろうか。
まあ、「ありがとう」と有難いという意味なので英語の「thank you」に比べたらずいぶん湾曲的だと思うけど。