飛行機に乗って朝日を拝む。
窓の外には木星土星と思われる星が見え、東の空が僅かに明るくなってくる。
真っ暗な空の水平線あたりが黄色っぽく輝いている。
何か配色が悪く、不気味な気がするがそんな感じの色で、しかもなかなかきれいだ。
それから少しずつオレンジ色になってくる。二時を空の下の方に圧縮しているような光景で、このときの景色が一番きれいではないかと思う。
もちろん水平線より上はまだ真っ暗で、星もはっきりと見える。
だんだん上の方にオレンジ色が広がっていき、星が見えなくなった頃に日が昇る。
飛行機は雲の上を飛んでいるので、本当に太陽が赤く見えるのは一分間ぐらいで、そのあとは容赦ないくらいまぶしい光が降り注ぐ。


はあ、眠いな。