任務遂行と確認

さて、今日私は図書館から帰る際に一通のメールを受信した。
なんとそこには私宛にとある任務が書かれていた。

阪急オアシス(スーパー)で冷凍食品の焼きおにぎりを買ってくるべし。
今日は冷凍食品が四割引。

私は任務に従い可及的速やかにオアシスに立ち寄った。
しかし、ナント!! 御握りは売り切れであった!


さて、ここで人生の岐路にたたされることとなった。

  1. 他のスーパーで焼きおにぎりを買う。
  2. 他の冷凍食品を買う。
  3. 何も買わない。

さあ、どれだ。


勿論、4の「メールで確認する。」を選択した。
ここで重要なのは確認をせずに勝手に行動すると問題が発生する可能性があるということだ。
日常的な問題ではこの種の問題が結構多いのではないだろうか。
どういうことかというと、われわれは普段確認を怠りがちである。面倒だからだ。
そして、こういうときは何も買わないよりかは"相手の意図を理解"(←これ重要)して何かを勝ったほうがいいと考える。柔軟な対応だと考えるのだ。
ところが、それは本当に相手の意図を理解できるときのみ可能なことである。
たまたま正解を選んだときはいいが、そうでないときは揉め事になる。

  • 1. 2. 余計なお世話。
  • 3. 気を利かせろ。

依頼主は以来が達成されなかったことに不満を持ち、(いらないことをされたらなおさら)
使用人?としてはせっかく気を利かせたつもりなのに、評価されるどころか文句を言われてはたまったものではない。
こうして言い争いになるわけだが、どちらも言い分は正しいので双方がストレス発散するしかない。

あらゆる可能性を考える。

こうならないためにはきちんと確認すればよいわけだ。
では、もし、万が一、連絡が取れない場合はどうすればいいか。
ポイントは自分と依頼主が親しいかどうかがポイントになる。

  • 親しい場合。 気を利かせたほうがいい。そうしないと文句を言われる。
  • 親しく無い場合。 余計な詮索はせず何もしないのが無難。

私と依頼主は親しい。(まあ、家族だし。ただのついでのお使いなわけだが)
何か依頼を受けるということは大抵親しいということになる。
では気を利かせた行動をとらないとそれだけでマイナスになりうる。
何もしなければ気の聞かない人とみなされてしまう可能性が高い。


どうやって慎重に策を講じるか。
大抵の人はなんとなくで決めてはいないだろうか。
否、こういうときこそ慎重にならなくてはならない。
なにしろ平和な日常生活がかかっているのだ。それをこんなつまらない問題で失って良いものか。
まあ、とりあえず考えてみよう。
依頼は次の点が重要である。

  • 阪急オアシスで → ポイントカードもキャンペーンとかも無い。
  • 冷凍食品 焼き御握り → 焼き御握り限定なのか。
  • 冷食 四割引 → 安売りが目当て、零食ならなんでもいいのか。

つまり、最大のポイントは"焼き御握り"がほしいのか、安売りしている令色を買っておきたいのか、である。
この場合自力解決するには冷蔵庫の状況を把握していることが重要になる。
冷凍庫にどれだけ令色が入っているかがわかればいい。


まあ、結果論になるけれども、今回は焼き御握りがほしいということだった。
確認は重要。そして自分が余計なことをしているのかもしれないという心構えも必要。